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夏が好きだ。

冷えたビール、プールから聞こえる子供たちの歓声、天上にたなびく入道雲。夏になると私の細胞は生き生きとし、何時の事かも思い出せない記憶の断片が、オーネットコールマンの奇妙なメロディと共に蘇ってくるんだ。

私と彼は、高校の友人だ。お互い目指すものが違い、私は複雑系の研究のためにサンタフェ研究所に、彼は家庭の事情もあって、横浜国立大学の夜間部に進んだが、今でも、たまに食事する仲だ。

「やあ、久しぶり。沖縄に引っ越したんだって?」

数年の時間も親友同士にとっては、あっという間に飛び越えてしまえる些細なものだ。私は、握手をしようと手を差し伸べた。

「ああ、ちょっと待って。」

おもむろに彼は、不思議な機械を持ち出し、私に向ける。

ぼぼぼぼぼぼぼ。ぼぼぼ。

「何だいそれ?何かのおまじないかい?」

いぶかしむ私に彼は、困惑した表情で答えた。

「ガイガーカウンターだよ。おまえ、少し、放射線を浴び過ぎてるんじゃないか?」

そういって彼は、私から2.5メートルくらい離れてすわった。「ある方法」を使って収入源を築く事に成功し、東京都渋谷区の105平方メートルもある高級マンションを買い、部屋が1つしか無く、家族4人いつも同じ部屋で過ごしていた境遇から一気にのし上がり、パートで夜も遅くまで家事をして常に寝不足でいた母を旅行に連れて行った時、

「母さん、これまで育ててくれてありがとう。母さんにお金の大切さを教えてもらったから、今稼げるようになったんだよ。 これからは、お金の心配をしないで大丈夫だから、ゆっくり休んでね。」

ずっと、何十年とお金に苦労してきた母。その母にこの言葉を言えた事を、本当に嬉しく思えた彼は、こういういう生活を捨ててまで、放射能を気にして、沖縄に移り住んだのだ。

「お前、変わったな」

私は、すこし落胆して彼に伝えた。

「ああ、僕ももう、単なる情報商材を販売している怪しい人間ではないのさ。NHKにだって出たし、私の友人はもはや、平秀信、神田昌典、金森重樹、石井貴士、菅野一勢、などというわけのわからない人間じゃない。テリー伊藤や田原総一郎だよ。高かったけど。」

「文化人というわけかい?」

「いや、金を持っている者の使命としてさ、地球の環境と人類の未来について、警告しなければいけないんだよ。ラルフネーダーみたいなもんさ。ところでお前、まだ一部の人にしか知られていないという、次世代のネットビジネスモデルが公開されたのを知っているかい?」

公開されたばかりなら、まだ一部の人しか知らなくて当然じゃないかなぁ・・

「これは、アフィリエイトや情報起業とは全く違う、1サイトで2億円を動かすモデルとのことなんだ。商品を全く持たずに、全く作らずにスタートでき、喜ばれながら月100万円以上稼げる方法だよ。実際に、主婦や大学生、看護師でも稼げている人が出てきているとのことですので、ぜひチェックしてみるといいよ。最短2か月で月600万円の粗利を稼いだ例もあるので、短期間で一気に稼ぐことも可能でなんだ。 」

私は、この数年で別人のように人相が変わった彼に向って、静かにいった。

「ようするに、来月はマカオに行きたいって、事なんだな。」

ある夕方 お月様がポケットの中へ自分を入れて歩いていた 
坂道で靴のひもがとけた 
結ぼうとしてうつむくとポケットからお月様がころがり出て 俄雨に濡れたアスファルトの上を ころころころころ どこまでもころがっていった 
お月様は追っかけたが お月様は加速度でころんでゆくので お月様とお月様との間隔が次第に遠くなった 
こうしてお月様はズーと下方の青い靄の中へ自分を見失ってしまった




夏が来た
暮らしも楽々
魚は跳ねて
綿の木も伸びる

父ちゃんは金持ち
母ちゃんは美人
         だから坊や
泣くのはおよし

今に ある朝
おまえは歌いながら立ち上がり
翼を広げて
大空へ飛ぶ

でも その朝が来るまでは
おまえを傷つけるものは何もない
父ちゃんと母ちゃんが
いつも ついてるから

時々
わたしは 母なし子のような気分になる
帰るべき家を 遠く離れて

今日は、いつになく、感傷的になってしまいました。
いよいよ次回からは、パワーブロガーの誕生/本篇「ブログ英雄伝説ゆーちゃんGOGO!」がスタートします。お楽しみに^^
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テーマ:日記
ジャンル:アダルト
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この記事へのコメント:
Re: タイトルなし
> 元記事から名前消してもらえますか?
> それと、こちらが気を使って管理者にだけ表示にしてるのですから、謝罪の文章じたいも
> 消していただけますか?僕は自分の事業を誇示するつもりもありませんので。

お手間をおかけしております。佐藤です。

私は基本的に、川島氏がやっておられる仕事を認めておりません。

金森先生が、川島氏に勝手に広告に名前が使われたということでしたら、当然基記事の削除もいたします。

とりあえず、コメントは削除いたしました。

よろしくお願いいたします。
2011/06/20(Mon) 19:05 | URL | 佐藤浩 | [編集]
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