こんにちは。

世間では夏休みで、旅行に行く方も多いと思いますが、われわれプアなブロガーに休みはありません。今日も「経済的な自由を手に入れてセミリタイアする自由人」を目指して、必死の形相で読者登録に励んでいることだと思います。頑張りましょう。苦しい時は私の背中を見て走ってください＾＾

さて、昨日少し心に刺さる記事を読みました。いつも自信にあふれる田渕先生がフェイスブック撤退宣言 をなされたのです。

「良くわからないが、何か金になりそうなことならとにかく手を出してみる」というのが関西商人の本能ですが、この重要な新しい手品の種を捨て去るという驚くべき記事で、しかも、いつになく、リリカルな１４歳の少年のような語り口です。

何があったのだろう？

何か信じていたものに裏切られたような感じです。

おおよその見当みたいなものは付くのですが、まだ確証がなくてはっきり書けないことをご容赦ください。私は、今、フェイスブックをめぐるある種の犯罪的な行為を観察しています。これはリアルな問題になる可能性もありますので、裏が取れなければ流石に書けないのです。

現在のミクシィの衰退や、アメリカにおけるフェイスブック犯罪の事例を見てみますと、結局のところ、マルチや保険の勧誘、妙な宗教セミナーの誘い、怪しげな健康食品や美容クリームの代理店商法、「金持ちになる方法」「異性にモテる方法」「痩せる方法」などといったインチキ電子書籍の跋扈が一般人を駆逐していったことが大きな原因の一つです。

私はＭＬＭ自体を否定するものではありませんが、最低限のモラルのないものは容認できません。

ＳＮＳ自体がマルチのシステムの応用のようなものですから、これにたけた人にとっては、恰好の漁場でしょう。



ここで、本来なら半日７万円の有料会員しか聞けないとっておきの方法を公開しちゃいますね＾＾

かつてゴールドラッシュのアメリカ西海岸で、一番儲けた人は、金脈を掘り当てた幸運な人ではなく、おびただしい一獲千金の夢を持って集まってきた人に「スコップとバケツ」を販売した人であったという話があります。

「売りたい人」ばかりのアメーバ・ビジネス系ブログの中にあって、唯一商売になっているものは、「アメブロを使った集客システム」「アメブロのアクセスアップ術」「アメブロの売れるカスタマイズ」「売れないコーチの再教育セミナー」など、アメブロ自体のスコップとバケツを販売している業者 のみであると書いたことがあります。

これを販売する側の資格として、「こけおどしの読者数」「一般のブロガーと区別されたサロンの有資格者 」などの手品の道具は自己ブランディングという名前の必需品です。

さらにもっと先鋭化を図るための小道具として「出版 」という手段があります。信頼・安全・オーソライズのために、本の売り上げなど度返しして「本を出している」という事実だけを小道具にセミナーやイベントのほうで稼ぐというビジネスモデルです。

「簡単英語学習法本」では稼げませんが、その本を名刺代わりにセミナーやクルーズで稼ぐ。
「億万長者教室本」など買う人間がいるのが不思議ですが、その本を名刺代わりにセミナーやネットワークで稼ぐ。
「神秘のヒーリング術」なんぞ苔の生えた焼きなおし本ですが、その本を名刺代わりにサロン代理店商法で稼ぐ。浄水器付きでね＾＾

客が取れなくなったコンサルタントは、初心に戻って足で稼ぐのが本道です。地元商工会や税理士会など泥臭く営業する覚悟は「本物」にはあるはずです。
しかしバーチャルでうまい汁を吸ってきた人たちには、そういう発想はありません。

有名な他人の信用を利用して、本来ならのの先生の一番の財産である「信用・信頼」を薄汚い自らの悪徳商売のための「客寄せ」として利用する。そういう輩がフェイスブックには跋扈しています。

私は、傷心の田渕先生に、むしろ「おめでとう」の言葉を贈ります。

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