こんにちは。

熱愛報道というのは、なんかこう、恥ずかしいものですね。「付き合っています」とかブログに書いたりするのも、「時間作ってやってます」みたいな感じで、昔の俳優さんなんかは、決してこんなことを売り物にしなかったんじゃないですかね。一部のスキャンダル報道が生命線の人を除いて。

ところで、

情報起業家というのは基本的にＤＶＤ販売業のことです。

このＤＶＤにいろいろと能書きをつけて、買い手にとって「魅力的」なものに見せることが最大の仕事です。よって、広告宣伝屋ともいえるでしょう。

ブログ、メルマガ、セミナー、出版、これらのものは、すべてＤＶＤを販売するための「導線」といえます。

仕組み的には、かつてあった「ミニコミ・ブーム」のデジタル版のようなもので、せいぜいが数千～１万人内外の人から９８００円とか１４８００円とかを集めるという構造ですね。

普通のエンターテイメントＤＶＤと比べて圧倒的に高額なことに対するエクスキューズは、いわゆる「再現性」 です。

人によっては、これを「保証」している人さえ存在します。ええ。もちろん、再現性に対する保証では無く、返金に対する保証ですが。まあ、これにも、幾多のハードルがあって、結局のところ、お役人様の力を借りてなんとかというところが多いようではありますが＾＾

通常は「役務」に対して返金保証を付与したような商材は、カード会社は契約しないものですが、幾多のインフォ○○という情報商材販売のプラットフォームが、カード会社と包括契約することによって、その店子となることで、この使用を可能にしているといったビジネスモデルですね。

ここで一番重要なことは、アフィリエイターの存在です。

元来、歩合宣伝要員のアフィリエイターは、実はここではこのＤＶＤ屋さんのよき「お客さん」でもあるという不思議な構造になっています。「実証」「検証」という大義名分と「再現性」といううたい文句の忠実な塾生活動の一環として、自らが顧客であり販売員であるという立場を取ることになります。

ようは、ＤＶＤ屋さんから見れば、一つのイベント活動として、より多くのアフィリエイターを確保するということがこの商売の基本となるわけです。

通常は事業においてアルバイトを時給９００円とか１０００円で雇うように、アフィリエイターのメールアドレスを１件５００円１０００円で買うわけです。

「ブログとメルマガで非常識に稼ぐ」というのは、細かな見てくれの技術論を別にすれば、決済プラットフォーム加盟による決済方法の入手とアフィリエイターの斡旋ということ意外に無いわけですが、

このＤＶＤ販売業における手法を他の商売の「集客」や店舗活動に応用するというのは、「再現性」「エリア」「アフィリ」というキーワードから考えても、かなり無理のあるものと言えるでしょう＾＾

これは、原価が「ノウハウ」というような無形の、ようは「タダ」のもの意外に応用は利かないものといえると思います。

情報起業家の多くが「売上」と「利益」の区別を付けていない理由は、そこに経費はあっても、「原価」 の概念が無いからです。



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