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こんにちは。

匂いが最も本能に近い五感受容器であるという事については、何度も書いてきました が、実は「匂い」こそ21世紀マーケティングの最大のカギではないか、というお話の続きをいたしましょう^^

人間の鼻には嗅覚組織が4平方センチメートルしか無く、犬は18平方センチメートルもあります。この違いは実に100万倍の匂いに対する鋭さの違いを生み出すと言います。

実験によれば、訓練された犬なら飼い主が通った後を草の上でも砂や岩、舗装道路の上でも、しかも何時間経過していても辿れる事が知られています。人の足の裏から汗とともに靴底を通して滲み出てくる酸の分子わずか数個をかぎわけるのです。

犬は身近な超能力者ですが、犬が感じる世界は、人が感じている世界とは、全く異なったものであるでしょう。

しかし、人間の能力というのも捨てたものではありません。

匂いの研究で世界屈指のヴァンダービルト大学で、同じ家族に属する子供を2人ずつ10組集めて3週間同じ白いTシャツを着せて寝せた実験がありました。4日目、シャツはそれぞれ小さな穴のあいた容器に入れられ、子供たちは自分の兄弟がきていたものを20の容器の中から当てるように指示されました。

結局80%の子供はちょっと匂いをかいだだけでこれを見事に当てました。

もっと驚くべきは母親の90%が自分の子供の匂いを当て、2人のどちらが着たものであるかも当てしまいました。

雌の匂いに対する優越は何も人のみでは無いようで、

世界でおよそ3億人がマラリアに感染し150万の人が毎年亡くなりますが、 マラリアの寄生虫はメスの蚊を媒介して人から人に染ります。

昔から蚊は炭酸ガスの濃度勾配を感知して人に近づくと言われてきたのですが、それだけでは人の鼻や口に集まることになるし、大量の炭酸ガスを排出する車に蚊が集まることになります。

人を刺すのは蚊の中でもメスだけで、匂いを頼りに人間に近づいてきます。その感覚は鋭く、数百メートル離れた場所でも人間の匂いを察知できます。しかし今までどのようにしてこのような鋭い感覚が発揮できるのかはわからなかったのですが、この大学では、人の汗の成分を感知する蚊の受容体を分子遺伝学的手法でつきとめました。

メスの蚊の嗅覚組織に発現されるAgOr1と呼ばれる嗅受容器遺伝子は、4-メチルフェノールという化合物によって活性化するが、面白いことにこの受容体はメスの蚊だけに発現され、ヒトの血を吸った後では作られなくなることも分かった。というものです。

匂いというのは、実はダイレクトに「性」に繋がる受容器で、実験では見えない相手の息から85%が性別を当てる事が出来、これは相手が異性である時の方が間違いが少ないことが知られています。

人間というのは、身近な人間をかぎわける能力も高いが、臭いになんらかの性的メッセージが込められている場合にも、驚くほど優れた識別能力を発揮できるもののようです。

都市の文明化や生活の近代化は、「匂い」を消す方向へ進んできました。今でもネットコンサルの方たちがその前世の腐臭 を必死にかくす事に似ていますね^^

現代文明は「嗅覚から視覚へ」という発展経緯を持っていますが、このことは、「性の抽象化・記号化」という大きな問題を孕んでいます。実は、人間の最も深い本能の部分では、この嗅覚は、依然その王者の力を保持していると思えます。



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