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こんにちは。

文字の発明というのは偉大なもので、文字によって人は自然の摂理を超えて、不死を得たと言っても良いでしょう。

偉大な著作物は、その大量の文章の中のほんの1行2行の解釈においてすら、何年も前に啓示を受けたことが今になって初めて理解できるというとっておきのラビリンスです。

日本書紀 は、超大国・大唐帝国の誕生によって自らの存在が危うくなった東アジアの都市国家群に初めて「自国」という概念を与えた時代、7世紀・8世紀に日本列島という場所がひとつの国家であると宣言するために作られたものでしょう。

具体的には、最後の倭国の大王・天智から最初の日本国の天皇・天武へと国家形成がなされ律令が制定されていく中で、天智の娘であり天武の妻である持統帝の正当性を担保するために、藤原不比等が「日本国」を作り上げたのではないか、と想像します。

国家の成立に「神話」は不可欠で、アメリカにおいても、自由と独立を歌うピルグリム・ファーザーズやボストン茶会事件は、一種の「神話」 でしょうし、毛沢東は、長征、文革等新しい中国の神話です。

ひとつの事件について「ある書では・・」という異説を沢山挿入してあり、多いものだと10例もあります。

これは、これが書かれた当時から見てさらに過去の出来事において、すでにいくつかの「家」にそれを書いた歴史書が存在し、いきなり日本書紀が発行されて「ある説」を唱えても、当時の人たちの一般常識では到底受け入れられない事件も存在したという事です。

例の「最大公約数」が当時伝わる神話の「ある共通した事件」を指し示しているのでしょう。

また、この製作ワーキンググループは実にさまざまな人物で構成されていたようで、漢文をほぼ母国語として使用しているような人物、万葉仮名のような「日本語」には精通しているが、あまり漢文は得意でない人物、朝鮮語を母国語として使用できるレベルの人物など、かなり国際的です。

たとえば、アマテラスと弟の月夜見が仲たがいして、昼と夜が出来るシーンで、その原因は食物の神である保食神を月夜見が殺したことですが、この死んだ保食神の「頭頂部には牛馬が、額の上には粟が、眉の上には蚕が、眼の中には稗が、腹の中には稲が、陰(ほと)には麦と大豆、小豆が生じた。」というなんでもない文があります。

ここから何がわかるかと言うと、この人体の部位と食物の対比は、頭(mara)と馬(ma)、 額(cha)と粟(choh)、 目(nun)と稗(nui)、 腹(pai)と稲(pyo)、 陰部(pochi)と小豆(pat)は朝鮮語の「遊び」です。

また、継体紀には、辛亥年=531年に、日本の天皇・太子・皇子が死んだという百済本記の記事にもとづいて、継体の死をこの年の出来事としたとあります。「後世、調べ考える人が明かにするだろう」という謎めいた言葉付きで。

これなど、明らかにこれを書いた人物は「継体」という人物の胡散臭さがわかってて、ニヤニヤしながら遊んでいるという印象を受けてしまいます。仮にも「国書」で遊ぶなど言語道断です^^

1300年の時を超えて、これを書いた天才のメッセージは、私には伝わってきます。

大化の改新で、蘇我蝦夷は死に、火災によって珍宝や天皇記は燃えたが国記(国史)は燃える前に船史恵尺によって取り出され、中大兄に渡されたという記述もあります。

天皇記や国記が、なぜに天皇でもない「蘇我氏」の家にあって皇族たる「中大兄=天智」が持っていなかったのか、とか、非常に示唆的でスリリングです。

最近では、猫も杓子も本を出すようですが、単純な消費物では無く、まあ、少なくとも10年20年は読み継がれ、その一文一行が生涯の糧になるようなものを書くという気概が欲しいものですね^^



大帝の剣

スサノオは草薙の剣以外にもう一つ、神剣を持っていた。
そう、大蛇を切った剣。
十拳剣またの名を、蛇の麁正、またの名を、韓鋤の剣、またの名を、天蠅斫剣という。

崇神の時代に石上布都御魂神社 に奉納されたと言うが、現在はどうなっているのか、不明。

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