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こんにちは。

まあ、年を取ってくると人間誇大妄想に至りやすいものですが、底の浅いみょうちくりんな経営哲学を理論武装させるために、まっとうな哲学や科学の方に進まず、ご都合主義の神秘思想に流れていく人は多いものです。

ニューエイジ運動は、アメリカ西海岸からおこった「霊性復興運動」で、ベトナム戦争あたりから盛んになった、ヒッピー、カウンターカルチャーの流れです。アメリカ・西洋の個人主義と科学に対するアンチテーゼとして、東洋やインディアンの思想を持ちだして、瞑想とか代替医療、波動グッズなどに商売の裾野が広がっていったわけですね。スピリチュアルという言葉で喧伝されている商品は、だいたいここが発祥です。

一九八〇年代、「ニューエイジ」(日本では「精神世界」)ムーブメントが本格的になり、何百万もの人たちが前世療法・チャネリング・ヒーリング・ミュージック・クリスタルに夢中になり、雑誌『New Age Journal』はインテリ層に多くの読者を獲得したものです。現在でも多くの「魔法の・・」先生方の種本として活用されております^^
君、ロバート・アントン・ウィルソン の焼き直しでまだ食ってるの?

こうした「魂の旅」は日本ではオウム真理教の事件でいったん地下に潜ります。

アメリカのスピリチュアルムーブメントでは、中沢新一さんもお気に入りのチベット密教のシステムをワークに取り入れているところが多く、「瞑想法」「観想法」を指導者(グル)に従い、「神秘体験」「覚醒体験」「宇宙意識体験」をシステマ ティックに体験することになります。日本ではオウムがこれを利用したわけです。

アメリカのニューエイジは「魔法」のようなものから、ビックトゥモロー的な自己啓発や、ボディ&スピリットと題されたソフトなサロン、健康、ヒ―リング、ダイエット、エコへ流れていきます。その方が商売になりますからね。

オウムの騒ぎをしのいだ残党は、日本では「ホリスティック医学」や「トランスパーソナル心理学」などといった新しい疑似宗教の「個を越えたつながり」志向の理論学習やセミナー・ワークショップをはじめています。

この流れの中で日本では、普通の経営者の仮面をかぶった一人のオカルティストがこの旗振り役になります。



ここで、本来なら半日7万円の有料会員しか聞けないとっておきの方法を公開しちゃいますね^^

船井幸雄は、著名な経営コンサルタントで船井総研 の創業者。零的商法とパチンコビジネスによってのし上がった人物です。

不思議なことにご本人にはオカルトの意識は少ないようで、自己を京セラの稲盛氏のような「一風変わった」経営者の一人としてお考えのようです。

彼が主催する「本物研究所」 のサイトを見れば、怪しげな商品を「本物」「本物」といって奨めまくっております。私には、なぜわざわざ「本物」だと連呼する必要があるのか、よくわからないですが。

どうせ連呼するなら、美しい女性にもっとはしたない言葉を連呼してほしいものです。うひひ。

『水からの伝言』のような波動ビジネスも、アムウェイをはじめとするマルチビジネスもまあ、だいたい彼のお仲間です。

恐ろしいことに、船井幸雄氏の著書は、科学的・論理的であることが期待されるビジネス書として分類され販売されており、悲しいことに上場されていたりするのが日本の現状です。

これは、船井氏の提唱したり推薦するもの、波動や医療、EM、そういったものが非論理的妄想のレベルではなく、ある程度の検証を得た、ものだと判断され、受け入れている人もかなり出てきてしまうということです。

「マヤのチャクラ」 が経営にどう関係するのか、不祥佐藤ごときにはよくわからないので、このあたりは信者の田渕先生あたりによくご説明いただいて下さい^^

余談ですが、パチンコ業界とのつながりは、水田和男が社長時代の株式会社リム・コーポレーションを通じてのセミナーから始まっています。

誤解のないように言っておきますが、私は精神世界の探求が大好きですし、不可知なことが存在することを否定するものではありません。ただ、底の浅いものが嫌いなだけです。

最後に船井先生の言葉を持って、今日の講義の終わりとしましょう。

「私は超能力を持っている」
「水に“気”をいれてみましょう」
「雲を消して見せます」
「あなたの”チャクラ”を開いてあげよう。元気になりますよ」


不思議な力は自社の株価をあげ4000億の資産形成に使うべきだなぁ、と思う方は、


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