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こんにちは。

因果関係の無い事象には再現性はありません。ただ、因果関係の無いことにも確率的な予測というものは成り立ってしまいます。アーサー・ケストラー の本を読んでいて、個であり部分である人間が全体である確率を信仰しなければ生きていけない理由について、25分ほど瞑想してしまいました。

人というのは「不確実」には慣れていけないもののようで、「確実」を求める傾向があります。

世界を読み解く方法は、現代の科学者によれば、無秩序から秩序を生みだす奇跡的な技術である確率の理論、「大数の法則」によって説明できうるとされています。

人にかみついた犬の1日の平均値とか、ホストにひっかかる統計的平均値といったものに見られる統計的確率性は、確率のもっとも奇妙な性質を表しています。

これはパスカルが数学の世界に持ち込んで以来ずっと哲学者を悩ませている問題であり、20世紀最大の数学者フォン・ノイマンはこれを「ブラックボックス」と呼んでいます。

確率論におけるパラドックスは、その個々は予測不可能な事実を、集団の総合的な結果としては気味が悪いほど正確に予測できるという事につきます。

いいかえれば、我々は確実性を生みだす多くの確実性に直面しているのであり、合法則的結果を作り出す多くの不規則な事象に直面しているということです。

パラドックスであろうとなかろうと、大数の法則は有効に働き、「それがなぜ、どうしてうまくいくのか」が不明なまま、物理学、遺伝学、経済の企画者、保険会社、ギャンブル産業、世論調査に不可欠なものとなっています。

最近の例では、放射性崩壊の問題があります。

全く予測不可能な放射性原子が正確に予測できる統計的結果を生みだします。

放射性原子がいつ分裂するかということは、理論的にも実験的にも全く予測ができません。温度や圧力のような化学や物理的な要因によって影響を受けないもの。ボーム教授の言葉では、

「それはいかなる原因ももたないし、世界に存在していた、あるいはかつて存在していた他のいかなるものにも関係しないという意味で、完全に気まぐれ」

しかし、この放射性物質の半減期(放射性物質が崩壊によって元の半分の量に減少する時間)は厳密に予測出来うるわけです。

確率の法則は、不規則な事象の集まりが、いかにして巨視的なスケールでの確実性になるのかを記述しますが、なぜそうなるのかを説明しません。なぜ100万の原子核が一度に爆発しないのか、なぜバランスのとれた対照的なペニー銅貨は、いつも表だけがでないのだろうか。

「因果性の無いものを因果の枠に収める」

人間の本質かもしれませんが、貴方は彼とは違う場所に住んでいるのであり、違う教育を受け、違う服を着ているのです。



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