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こんにちは。

さて、正月休みにはどんな本を読んだり、どんなDVDを見たりして過ごしますか?間違っても3流ノウハウ本や億万長者DVDなんか見ないで、自分の肥やしになるものを選んでくださいね^^

社会的にブームを巻き起こし、とてつもない影響力を持った作品も、実はその稼働時間というのは、思ったより遥かに短いものが多いです。

『ウルトラマン』は、円谷プロダクションが制作し、1966年(昭和41年)7月17日から1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で毎週日曜日19:00 - 19:30に全39話が放送されたものですが、全39話、実稼動1年にもならないんですね。

WIKIで調べると、

実際、大がかりな特撮中心のドラマは世界にも類例がないため、番組制作は苦難の連続だったようで、TBSから支給された予算は、1クールにつき7000万円(1本約538万円)、本編のクランクインは1966年3月下旬。

スケジュールは次第に切迫し、特撮を2班編成にしても間に合わなくなってきた。しかも1話につき300万円前後の赤字が出て行く有様だった。

番組の続行を望むTBS側とこれ以上の続行は不可能とする円谷特技プロとの間で協議が重ねられた結果「赤字はともかく、週に一回の放送に間に合わないのが確実になった」(高野宏一他複数のスタッフによる証言)ために3クール39話の放送で一旦終了することが決定した。

結局のところ、39話という中途半端な回数に終わった原因は、スケジュール的に不可能になったという事のようですが、これだけのクオリティの作品を週に一回リアルタイムで制作し続けるという採算度返しのイベントは、狂気の沙汰 というか、よく死人がでなかったなぁ、と思います。

また、唯一の弱点であるカラータイマーは、撮影費用のかかる特撮部分の経費削減と、ウルトラマンが完全無欠のヒーローでありすぎると話に面白みが欠けるので、子どもにも判りやすい弱点を作ることが目的で、当初のデザインでは存在していなかったカラータイマーと変身時間の制限が導入されたといわれている。

カラータイマーの点滅については、当時主流だった白黒テレビを考慮しての面が大きい。

という理由で後つけ的に採用されたようですが、これが、えもいわれぬこのヒーローの魅力の一つになっている事は疑いもありませんね。

結果としてTBSは派生的なグッズ収入で当時の金額としては莫大な1億5千万円を儲けることになりますが^^

リアルタイムでは見れなかったのですが、天才・佐々木守・実相寺昭雄コンビで印象に残るものは、「ジャミラ」 ですかね。

アメリカ・ソ連を中心にした過当な宇宙開発競争の中である国の人間衛星が帰りませんでした。
その宇宙飛行士の名は「ジャミラ」
科学のために人間を犠牲にしたことを公表したくないその国は人間衛星の失敗をひた隠しにします。

水の無い灼熱の惑星で、突然変異した彼は、記憶も無くし、ただ怨念だけで地球に舞い戻り、世界平和会議を妨害しようとします。

科学特捜隊のパリ本部の指令は非情なものでした。

「諸君、改めて科学特捜隊パリ本部からの命令を伝える。 ジャミラの正体を明かすことなく秘密裏に葬り去れ。 ジャミラを宇宙からやってきた一匹の怪獣として葬り去れ。 それが、世界平和会議を成功させる唯一の道だ。」

苦悩するウルトラマンと科学特捜隊。

ジャミラの弱点は「水」でした。そして、会場まであと一歩の所で力尽きたのです。

ラストシーン、科学特捜隊は人間ジャミラの墓碑を建立する映像です。

A Jamila 1960~1993
人類の夢と科学の発展のために死んだ戦士の魂ここに眠る


とても子供用の脚本とは思えませんが、日本のヒーロー物のアニメーションの高いクオリティの源流は、ここにあるのでしょうね。世界を「正義と悪」「敗者と勝者」のキリスト教的二元論に落とし込まず、正義と悪は相対的なものに過ぎない。

ガンダムやエヴァンゲリオンにも受け継がれる戦争と平和、戦士の問いというテーマは、物語に深みと思考を与えてくれます。



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