2012-02-09 (木)
こんにちは。
今まで色々と、マインドビジネスとか成功哲学は 擬似宗教 であり、現代は空前の宗教ブームであると書いてきました。しかし、構造的に見るとき、すべてのセミナー商法というのは、結局のところありがたい「説教」なわけです。有料の。
あなたは乞食上がりのフェイスブック伝道師や、アメリカンな確かめようも無い億万長者教の導師や、煩悩の限りを尽くした結果今ではまじめな集客の坊主になった先生にお布施を払って現世利益のためのありがたい講話を聴くわけです。勿論、ラブの邪教もあってよ。ほほ＾＾
説教 は、宗教の教義・教典を、その信者や民衆に、口頭で説き明かすこと。また、そこで話される内容そのものを指す場合もある。
説教をする者（説教者、説教家）は、一般信徒や民衆よりも高度で専門的な教義・教典についての知識や見識を有する者であること、さらにそれをわかりやすく教え伝える能力に長けていることが期待される。
と言うことらしいですが、「一般信徒や民衆よりも高度で専門的な教義・教典についての知識や見識」を持った人はどれほどいるんですかね。得体の知れないプアーブロガーに足元見られるくらいの「知識や見識」で飯を食うものが大半のような気がします＾＾
■
マタイ 5:1-2 - イエスが悪魔払いにより病人を治したため群集が集まってくる。そこでイエスは山に登り、彼らに教えて言う。
無料オファーによって１万人のメールアドレスを買い、１％の１００人に３０万円のDVDセットを売って「億万長者」伝説を作る。そこで情報起業家はブログに登り、彼らに教えて言う。
マタイ 5:3-12 - 幸福の説教（「真福九端」もしくは「真福八端」とも）。
成功法則の説教（「簡単に稼ぐ方法」もしくは「非常識に稼ぐ方法」とも）。
マタイ 5:13-16 - 信者を「地の塩」と「世の光」になぞらえる。
受講生を「カーローンの塩」と「ヒルズの敷金」になぞらえる。
マタイ 5:17-48 - 律法、モーゼの十戒への論評。
数稽古、他人のブログ集客術への批判。
マタイ 6 - 善行を見せびらかすな。施し、祈り（主への祈り）、断食は隠れてせよ。物のことで悩むな。
稼ぎを吹聴しまくれ。先生への継続課金、成功事例（先生のちょうちん記事）、ツールは隠れて使え。受講料のことで悩むな。
マタイ 6:25-33 - 野の花を見よ。何を食べようか、何を飲もうか思いわずらうな。
ホームレスを見よ。何を売ろうか、何を書こうか、思いわずらうな。
マタイ 6:34 - 明日のことを思いわずらうな。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
消費者庁のことを思いわずらうな。セールスレターは、バリの兄貴のようにもう誰も覚えていない。
マタイ 7:1-5 [1] - 自らを裁かずに人を裁くな。
詐欺まがいのアフィリエイト商売でも反対者は告訴しろ。
マタイ 7:6-29 - 聖なるものについて。偽預言者に気を付けなさい。
フェイスブックについて。企業の担当者はぼんくらばかりだから安心しなさい。
■
説教学では、真理と人格と言う二つの要素があって、説教が成り立つとする。すなわち、聖書の真理が正しく解説され、しかも、それが単にことばによってではなく、真理が、語る者の人格が説教を通して滲み出るとき、説教がなされたといえると言います。
「その説教を準備するのに、どのくらいの時間が掛かりましたか」との質問に対して、その時40歳代であったあるイングランドの説教者が「40年掛かりました」と答えたことは有名な話でです。
もっとまじめにやって欲しいですねぇ＾＾
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今まで色々と、マインドビジネスとか成功哲学は 擬似宗教 であり、現代は空前の宗教ブームであると書いてきました。しかし、構造的に見るとき、すべてのセミナー商法というのは、結局のところありがたい「説教」なわけです。有料の。
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説教 は、宗教の教義・教典を、その信者や民衆に、口頭で説き明かすこと。また、そこで話される内容そのものを指す場合もある。
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と言うことらしいですが、「一般信徒や民衆よりも高度で専門的な教義・教典についての知識や見識」を持った人はどれほどいるんですかね。得体の知れないプアーブロガーに足元見られるくらいの「知識や見識」で飯を食うものが大半のような気がします＾＾
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マタイ 5:13-16 - 信者を「地の塩」と「世の光」になぞらえる。
受講生を「カーローンの塩」と「ヒルズの敷金」になぞらえる。
マタイ 5:17-48 - 律法、モーゼの十戒への論評。
数稽古、他人のブログ集客術への批判。
マタイ 6 - 善行を見せびらかすな。施し、祈り（主への祈り）、断食は隠れてせよ。物のことで悩むな。
稼ぎを吹聴しまくれ。先生への継続課金、成功事例（先生のちょうちん記事）、ツールは隠れて使え。受講料のことで悩むな。
マタイ 6:25-33 - 野の花を見よ。何を食べようか、何を飲もうか思いわずらうな。
ホームレスを見よ。何を売ろうか、何を書こうか、思いわずらうな。
マタイ 6:34 - 明日のことを思いわずらうな。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
消費者庁のことを思いわずらうな。セールスレターは、バリの兄貴のようにもう誰も覚えていない。
マタイ 7:1-5 [1] - 自らを裁かずに人を裁くな。
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マタイ 7:6-29 - 聖なるものについて。偽預言者に気を付けなさい。
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説教学では、真理と人格と言う二つの要素があって、説教が成り立つとする。すなわち、聖書の真理が正しく解説され、しかも、それが単にことばによってではなく、真理が、語る者の人格が説教を通して滲み出るとき、説教がなされたといえると言います。
「その説教を準備するのに、どのくらいの時間が掛かりましたか」との質問に対して、その時40歳代であったあるイングランドの説教者が「40年掛かりました」と答えたことは有名な話でです。
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