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こんにちは。

この間、コメントで「猿神」について書かれた物があって、ちょっと気になって調べてみました。

原本は、これですかね。

中世の日本の説話集今昔物語集』『宇治拾遺物語』などには、猿神は人間に害を為す妖怪として登場しており、中でも今昔物語集巻26「美作國神依猟師謀止生贄語」がよく知られている。

美作国(現・岡山県)の中山の神である大ザルは年に一度、人間たちに女性の生贄を求めていた。

ある年に中山近くの少女が生贄に指定され、家族が嘆いていると、そこへ訪れた若い猟師が事情を聞き、少女の身代りとなってサル退治の訓練を施した犬とともに櫃に入り、生贄に差し出された。

やがて身長7,8尺(約2メートル以上)の大ザルが100匹ほどのサルを引き連れて現れたので、猟師は櫃から飛び出してサルたちを次々に倒した。

残るは大ザルのみとなったが、1人の宮司に猿神が憑き、二度と生贄を求めないとして許しを請うたので、猟師は大ザルを逃がした。以来、生贄が求められることはなくなったという。

これらの他にも日本各地に猿神退治の伝説があるが、内容は同様に、サルが人間の女性を生贄を求め、通りすがりの猟師や僧侶が身代りとなって退治するというものである。

これらの説話は、同様に生贄を求めた末に退治されたというヤマタノオロチの神話を彷彿させるが、今昔物語集の猿神もヤマタノオロチも、神と巫女との結婚儀礼をもとにして生まれたものと考えられている。

また、これらのように猿神退治の説話には必ずといって良いほど犬が登場することも特徴である。退治話の犬に固有の名前がついていることも多く、長野県の光前寺に伝わる霊犬・早太郎も狒々退治の伝説として知られている。

■歴史的には「太陽神」であったはずの猿が小馬鹿にされたり、悪神とされたり、道化と見なされたりするようになった背景には、「もともと人間に似ているにもかかわらず人間ほど進化していない」というところが大きいのでしょうね。

人は、絶えず自分と自らのグループを、他者と他のグループと差別化する事(ブランディング?)で、自己の精神的・経済的優越を確認する動物です。

かつては、日本の中にも、山人・海人・異界の者たちが大勢済んでいましたが、経済・流通の発展や都市化によって人間の中でこの差別化が出来にくくなった時、猿はかっこうの対象になったのでしょう。

「申(さる)に示す」と書いて「神」になります。



民話というのは、無駄なく削られた人間理解の宝庫だな、と思う人は


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