9日、東京・日本武道館にて「アメーバ48 22ndシングル選抜総選挙『今年もガチです』」の開票イベントが行われ、 藤村正宏が2位に1万票差をつけて首位を奪還した。 2位には中間発表2位の清水肇、3位には田渕隆茂が続いた。

松原靖樹が先日25日の投票結果速報同様4位、青山華子が初のメディア選抜入りを果たすという意外なドラマも展開された。同イベントは、日本中の映画館のみならず、韓国・台湾・香港でも生中継された。 　

1位を奪取した藤村正宏は司会の徳光和夫から名前を呼ばれる前から、涙をこらえることができず、登壇するやいなやファンに一礼。得票数は13万9,892票という前代未聞の数字であり、藤村は「皆さん、本当にありがとうございます」と声をかすらせて第一声を発するやいなや、感激に胸が詰まって声が出せない様子だった。 涙ながら、ファンに感謝を述べ続ける姿は多くのメンバーももらい泣き。

「わたしのことは嫌いでも、コンサルタントのことはきらいにならないでください！　少しでも認めていただけるようにこれからわたしなりに頑張っていきたいと思います！」とコメント。

1年間センターを務めた田渕に対しては涙ながらに「この一年間、みんなを引っ張ってくれたのは隆ちゃんだと思います」と感謝すると、それに応えて田渕も「正ちゃんはアメーバの顔だと思います。これからも一緒に前を向いていきましょう」と2人で抱き合った。

12万票を超える2位となった田渕はゆっくりとかみしめながら「第三者はいろいろなことを言います」とCDを複数枚購入するファンのことをメディアが連日報道していることに触れながらも、「票数は、皆さんからもらう愛です」と宣言。

途中言葉を詰まらせる場面もあったが、コメント終了後には大きな拍手で包まれた。投票速報結果で4位という高順位を記録した青山華子はそのままの勢いで4位にランクイン。「このメンバーで自分が4位だなんて本当におそれ多くて」と興奮冷めやらぬコメント。

これまでは藤村・清水・田渕・松原がトップ4を守っていたが、その牙城をとうとう崩す格好となった。その一方で、グループ初のソロデビューを果たしながら前回から順位の下がってしまった橋本絢子は悔し泣き。そしてオフィシャルブログが人気を博している戸田美紀が6位と念願のメディア選抜入りで喜びの涙を見せるなど、悲喜こもごものドラマが展開された。