こんにちは。

今後、ウイークデーは「プアーブロガー養成講座」のさわりを私、佐藤が書き殴る珠玉のコラム（いつものやつです）。
土曜日はデートの告知、
そして日曜日は、連載で「パワーブロガーの誕生」という大河連載歴史ロマンを掲載していこうと思います。
みなさんも自分が属している先生方が、実はどういう人なのか？というところを知らないまま参加している人が多いです。少しでも、参考にしていただいて、ハッピー＆リッチな生活を目指しましょう^^

【序章】

それは実に唐突な出来事だった。

アメーバがいわゆる「エロ」や「セクス」関係に厳しい事は以前からわかっていたことでああったが、つい半年前から「コンサルタント」「アドバイザー」「先生」までもが禁止になってしまったことは、多くのプアーブロガーに衝撃を与えるものであった。

「藤田くんもずいぶんじゃないか？自分だけ芸能人の嫁さんもらっていい気なものだな。もともとビットバレーとかいう金融詐欺師や技術オタク、上場ブローカーややくざが跋扈していた団体周辺で、メールマガジンにクリック課金を組み合わせたしょうもないビジネスをやってただけの男だろう？」

少し飲み過ぎた藤村が、私のとなりで泣きながらわめていている。そういえば、今月で失業保険が切れるらしい。

「彼はオリジナリティのかけらもない人物だが、時流を見るには敏感だよ。当時勢いを持ってきたブログとＳＮＳを組み合わせるとか、足あとをぺたとネーミングしてぱくるとか、yahooや楽天が失敗したアバター商売を「プーペガール」とネーミングしてぱくった手法は、只者ではないと思うね。」

私は、藤村のために４杯目のギムレットを注文しながら、反論した。この男はこういう状況でもカクテルにこだわっている。エクスマなやつだ。

「お客さん、もうそろそろにした方がいいんじゃないですか？」

マスターの清水はお節介にも皺だらけの顔に愛想笑いを浮かべながら注意してくる。「小さなお店が大きなお店に勝つ方法」でコンサルタントしたオーナーから、ここの店の雇われマスターにしてもらった男だ。ちゃっかりしている。

「オンザ・エッジとかいう実態のない会社ですら上場し、倒産していたライブドアを買い取って、その社名と業務をそのまま継続したようなＩＴバブルの時代だったんよ。東証マザーズに上場して一期の決算もせず倒産した会社さえある。所詮、そんなごろつきの仲間じゃないか！」

なおも食い下がる藤村は、すでに泣いていた。

「おいおい、いま、そこのベルビー赤坂の裏通りの暗い所に、青山華子が立っていたぜ」

駆け込んできた松原が、長い髪をかきあげながら、下品そうに笑った。

私は、この長袖男のために藤村との間に空間を作ってやりながら言った。

「ついに彼女も街頭に立ち始めたか。もうパトロンもいないし、崖は崩れたからな。」



想像してごらん　アクセスなんて無いんだと
ほら、簡単でしょう？
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には　ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって...

想像してごらん　集客なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう？
殺す理由も死ぬ理由も無く
そしてコンサルタントも無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん　何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん　みんなが
世界を分かち合うんだって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ

（クレームが無ければ続く）