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こんにちは。

読み継がれる古典というのは、実に示唆的な文章に溢れていますね。お手軽なノウハウ宣伝事例集なんかに金を払う余裕があるくらいなら、じっくり、この人類の英知から学ぶ事の方に優先順位を持つ事をお勧めしちゃいます。

司馬遷の「史記」はいつ読んでも、新しい発見と問題を提示してくれます。
それは、この書が単なる「歴史」を書いたものではなく、「人間の本質」について書こうとしたものであるからです。
2000年以上も前の統一王国を作り上げた秦王政、いわゆる始皇帝の話を書いたところを読んでいるのですが、

始皇帝の父であると噂される呂不韋は陽てきの大商人である。諸国を往来し、品物を安い時に仕入れておいては時期をみて売りさばくという商法で、千金の富を築いた。

実に明確な商売の基本・億万長者のノウハウ です。

「安い時に買い、高い時に売る」

こんな難しい事は無いともいえます。1ドル77円は高いのか安いのか。日経平均8000円は高いのか安いのか。
15000円の時に株を始めた人には、8000円は「安い」と感じられるでしょうし、1ドル100円の時に為替を始めた人には現在はとても「高い」と思えるでしょう。

しかし、指標というのは「常に現在の価値」を反映しているに過ぎません。

要するに商人には、物の価値を正確に計る「価値基準」というものが無くてはならないのです。商人が学ぶべきは、この「メジャー」の磨き込みであり、ノウハウなどは、にわかな先生より貴方の方が詳しいのです。あたりまえですが。

商売敵が100円付けたので99円にするなんてのは、商人のやる事ではありません。

「安い時に買い、高い時に売る」

価値基準の構築こそが、唯一つの千金への道でしょう。

これは「品物」だけでは無く、「人脈」などのソフトの要因にも適用されます。

売れない時期のSMAPにチャンスを与えたプロデューサーが、かなりの無理を現在においてもスケジュール的に調整できるのと似ていますね。SMAPのスケジュールを調整できれば千金でしょう。

後の世界帝国秦の宰相・相国である呂不韋は、始皇帝の父である人質の子楚を「奇貨、居くべし」として安く購入した男で、全財産のうち500金を彼に提供して賓客を集めさせ、残りの500金で珍奇な品を買い集めて、秦の太子安国君の寵愛を一身に集める華陽夫人(子が無い)に献上し、「色をもって人に事うる者は、色衰えて愛弛む」と子楚を世継に売り込みます。

億万長者に取り入る方法は、「将来の不安」の解消と「趣味の部分」「あるいは女性」でしょうね。

投資、かくあるべしの「度胸」も学ぶ事の多い逸話です。

金は手段であって、目的では無い。

もっと大きな大局観で言えば、天下統一の動きというのは、何も始皇帝という一個の天才のなせる業では無く、その時代のとどめようもない趨勢だったのだろうと思います。

戦国200年の間に水陸の交通は大発展を遂げ、それを利用した商業のネットワークは全国的な規模になって、分裂割拠はすでに大きな障害となっており、度量衡や文字、法整備の統一は、もはや必然の道だったのです。



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