こんにちは。

登録読者の整理とかやってますと、ある一定の傾向というのが見つかりますね。

すでに削除されていたり、更新が３月以上もされていないブログの多くは、アフィリエイト系とFX系に多いような気がします。

また、「後の無いサラリーマンが一念発起で億万長者になる起業の法則」
とか、「百戦百勝！主婦の安全なお小遣い稼ぎ！楽々FX塾」

とかが、急に、個人的理由でしばらくお休みしますなどと書かれてあると、とても心配 になります。

当初、怒涛の更新であった「億を稼ぐブログスペシャリスト、天才集客コンサルタント」が半年たっても読者１００人にならないまま、更新も夏にストップしている様は、何かとてももの悲しいです。

むしろ、淡々と「今日食べたもの」をアップしている日記ブログのほうが遥かに、神秘的にしぶといようです＾＾

やはり地震の影響で、座敷ワラシが減ってしまったのが原因でしょうか。ふん、ふん、ふん。

座敷ワラシは精霊の一種で特定の屋敷に憑依します。東北に多く見られ、名前の通り５～６歳の童子の姿で赤ら顔です。愛らしい存在ですが、その家の盛衰に関与する厄介な存在でもあります。

座敷ワラシは土地の豪家や由緒ある旧家の奥座敷などに生息し、それがいる間は富貴が続き、いなくなると家運が傾くと言われます。

何かの原因でその家が瓦解するような羽目になったとき、座敷ワラシは若者、あるいは娘の姿となって、家を出てしまいます。

「遠野物語 」 によれば、座敷ワラシに去られた豪農の没落ぶりは悲惨です。旧家で知られた山口孫座衛門は座敷ワラシに去られてほどなく「この家の主従２０余人、きのこの毒にあたりて１日のうちに死に絶えた」とあります。

それに引き換え、座敷ワラシが移り住んだ家は、不思議なほどに周りが良くなり、たちまち長者になったと言います。

東北の人が座敷ワラシを畏怖し、また敬愛するのはこういうことからなんですね。

座敷ワラシは民俗学では、河童同様、神が零落した妖怪の一種と見られていますが、

逆説的に、「耳に障るノイズやいたずらを受け入れられない余裕の無さ」や「魅力が無く、若者や娘が出て行ってしまう家」は滅びるというような弁証法的真理を教えてくれるものかも知れません。



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