こんにちは。

名前と言うのは不思議なもので、勝手に一人歩きしたりするもののようですね。

やはりネットでビジネスしている人なんかの凄いところは、フルネームで名前を検索すると、Googleなんかでは、「他のキーワード」 というリンクが自動的に生成されて、親切にも名前の後ろに「詐欺」とかついたリンクが出てくるんです。素敵ですねぇ＾＾

ところで、貴方は恋人やだんな様に何と呼ばれていますか？

「おい」とか「君」とか「ちょっと」とかじゃないですよね、まさか＾＾

苗字の大部分は、明治の初めに作られたものだということは、以前書いた んですが、実は下の名前も、

古来日本では貴人の名前を口に出すことはタブーとされていて、また女子が親以外に自分の「本名」を伝えるということはプロポーズを承諾したという意味になったんです。

古代の天皇の名前というのは、奈良時代に淡海三船という人物が作ったもので、実際のところ彼らの「本名」はわかりません。

たとえば、神武天皇は、神日本磐余彦尊（かむやまといわれひこのみこと）と呼ばれますが、これは称号で彼が生きていたとすれば、その時代に彼の名を呼ぶ人はいなかったと思われます。おそらくはその兄弟は「ＳＡＮＯ］と呼んでいたのではないかと推測します。

時代が下っても、大化の改新というクーデターで権力を掌握し、倭国の大王として白村江の戦いを指揮し、敗戦後、近江大津宮遷都、日本最古の全国的な戸籍「庚午年籍」を作成し、公地公民制を導入した天智天皇は、中大兄とか葛城皇子というわけですが、前者は「立場」で後者は「出生地」であり、億万長者皇子とかヒルズ皇子といった呼び名です。

その死後、天智の息子・大友皇子と天下を分けた倭国動乱を征し、氏姓制度を再編、飛鳥浄御原令の制定、藤原京の造営、『日本書紀』 と『古事記』の編纂、国家神道・国家仏教の確立という実質的な日本国を作り、天皇を号した天武・大海人も、養育した里親の名をさしているもので、まあ、フォレスト皇子みたいなものです。

彼の場合、日本書紀には出生年の記載の無い天皇は２人しかいないのですが、その一人でもあります。

そういえば、日本は対外的な戦争に２度しか負けていないんですですね。

ひとつはご存知、当時世界最強の国であったアメリカ合衆国を主体とした連合国。もうひとつは６６３年に当時世界最強の国であった大唐帝国と新羅の連合国。

大東亜戦争のことでさえ、いまだに諸説あって、新しい資料が出てきたり、未公開のものがあったりしてよくわからないのに、７世紀の白村江のことなどなおさら良くわからないですね。

ただどちらも新生・日本国の誕生と言う意味で、その後の動きから見て、とても大きなできごとだったと推測されるのみです。

と、本題から外れちゃいましたが、

最近、貴方は名前で呼ばれたことがありますか？＾＾



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神武よりもその兄・稲飯命に興味深深、と思う人は、


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