2012-03-18 (日)
こんにちは。
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さて、現代の消費を引っ張るシルバー市場は、かつてのようにじじくさいものではありません。今55歳以上の世代は、演歌やワンポイントシャツの世代では無く、その多感な青春期をパンク・ムーブメントに洗礼され、その黄金時代をジャンニ・ベルサーチとともにバブルの仲ですごしてきた世代です。
また、未分化な混沌の中から、ブランドではなく、感性でものを選択できるオルタネイティブな人たちです。
音楽について例をとれば、彼らにとっての懐メロは、ジャーマンロック・ムーブメントとかぶってきます。
コニー・プランク (Konrad 'Conny' Plank、1940年5月3日 - 1987年12月18日)は20世紀後半で最も重要とされた音楽録音プロデューサーの一人です。
このアイディアの宝庫は、簡単に言えば、テクノ系やユース系の例の金属的で重いパーカッションの音を作り出した人物です。プランクの「音楽制作技術」と「非常に特徴的な音響追求」はその後のポップ・ミュージックの方向を変えたといってよいでしょう。
もともと、1960年代に現代音楽の大家シュトックハウゼン のスタジオで働き、マレーネ・ディートリッヒの音楽スタッフとして参加したプランクは、当時から数学的な電子音楽とポップ・ミュージックの「間」を探る人間でした。
彼の手法は、その後のスティーブ・リリーホワイトやジョン・レッキーといったイギリス系のプロデューサーにおいて、テクノ・ムーブメントやパンク・ムーブメントとして爆発することになります。
例えば、クラフトワーク がデビューする前のクラスター、ノイ!ハルモニア、 アシュ・ラ・テンペル、ホルガー・チューカイ(カン)、グル・グル等は、実験音楽の色合いとダンサンブルなディスコ・ミュージックの混沌です。
これは面白いです。すでに天下統一した豊臣秀吉やその後継者である徳川家康やりも、織田信長のほうに、今後どこへ向かうのかわからない混沌のエネルギーを感じるような「アイディアのスープ」だからです。
この影響は、デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノ のコンビみを魅了し、1970年代末から1980年代におけるニュー・ウェイヴに大きな影響を与えます。ノイの『Hallogallo』はパブリック・イメージ・リミテッド(ジョン・ライドンがセックス・ピストルズのあとに作ったバンド)に影響を与え、イーノはディーヴォをプロデュースし、 トーキング・ヘッズとデヴィッド・バーンとコラボレーションを行い、アイルランドのバンドU2を世に出すことになります。
黄金期のコニー・プランクはプロデューサーとして、エコー・アンド・バニーメン、 レ・リタ・ミツコ、 アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、アニー・レノックス、アスター・ピアゾーラ、ザ・ダムド、ミランダ・セックス・ガーデン、ニナ・ハーゲン、DAF、Phew
ディーヴォ、ウルトラヴォックス 、Freur 、 The Tourists 、ユーリズミックス 、スコーピオンズ、Clannadやキリング・ジョークといったアーティストとポップやロックの作品制作にも参加しします。
個人的にはクラスターのメンバーであるディーター・メビウスとレゲエ/エスノ・サウンドをコンセプトとした、「メビウス&プランク」は、そのハイセンスなサウンドに驚かされたものです。
こういう、まだ未分化な混沌の時代、いろいろなアイディアが百花繚乱に咲き乱れた時代の「音」をデジタル化して提供すれば、新しい時代の「ロック・マガジン」が出来るのではないか。
すでに経済的にも知識的にも豊富なものを持っているシルバー世代向けにね。
情弱・ニート の若者を相手にするより、はるかに面白そうでは、あります^^
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コニー・プランク (Konrad 'Conny' Plank、1940年5月3日 - 1987年12月18日)は20世紀後半で最も重要とされた音楽録音プロデューサーの一人です。
このアイディアの宝庫は、簡単に言えば、テクノ系やユース系の例の金属的で重いパーカッションの音を作り出した人物です。プランクの「音楽制作技術」と「非常に特徴的な音響追求」はその後のポップ・ミュージックの方向を変えたといってよいでしょう。
もともと、1960年代に現代音楽の大家シュトックハウゼン のスタジオで働き、マレーネ・ディートリッヒの音楽スタッフとして参加したプランクは、当時から数学的な電子音楽とポップ・ミュージックの「間」を探る人間でした。
彼の手法は、その後のスティーブ・リリーホワイトやジョン・レッキーといったイギリス系のプロデューサーにおいて、テクノ・ムーブメントやパンク・ムーブメントとして爆発することになります。
例えば、クラフトワーク がデビューする前のクラスター、ノイ!ハルモニア、 アシュ・ラ・テンペル、ホルガー・チューカイ(カン)、グル・グル等は、実験音楽の色合いとダンサンブルなディスコ・ミュージックの混沌です。
これは面白いです。すでに天下統一した豊臣秀吉やその後継者である徳川家康やりも、織田信長のほうに、今後どこへ向かうのかわからない混沌のエネルギーを感じるような「アイディアのスープ」だからです。
この影響は、デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノ のコンビみを魅了し、1970年代末から1980年代におけるニュー・ウェイヴに大きな影響を与えます。ノイの『Hallogallo』はパブリック・イメージ・リミテッド(ジョン・ライドンがセックス・ピストルズのあとに作ったバンド)に影響を与え、イーノはディーヴォをプロデュースし、 トーキング・ヘッズとデヴィッド・バーンとコラボレーションを行い、アイルランドのバンドU2を世に出すことになります。
黄金期のコニー・プランクはプロデューサーとして、エコー・アンド・バニーメン、 レ・リタ・ミツコ、 アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、アニー・レノックス、アスター・ピアゾーラ、ザ・ダムド、ミランダ・セックス・ガーデン、ニナ・ハーゲン、DAF、Phew
ディーヴォ、ウルトラヴォックス 、Freur 、 The Tourists 、ユーリズミックス 、スコーピオンズ、Clannadやキリング・ジョークといったアーティストとポップやロックの作品制作にも参加しします。
個人的にはクラスターのメンバーであるディーター・メビウスとレゲエ/エスノ・サウンドをコンセプトとした、「メビウス&プランク」は、そのハイセンスなサウンドに驚かされたものです。
こういう、まだ未分化な混沌の時代、いろいろなアイディアが百花繚乱に咲き乱れた時代の「音」をデジタル化して提供すれば、新しい時代の「ロック・マガジン」が出来るのではないか。
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