こんにちは。

メルマガ書いてるんですが、アメリカ人の科学好きというのは、一種の宗教ですね。この女性の著者は本のために自分をモルモットにして、脳のスコープを提供しているのですが、

オーガズムの時に脳はどのように働くか。

感覚と観念はどう統合されるのかというような題材なんですが、日本人でこれに協力するような人っているんですかね。

実際に訓練によって、あるいは生まれつき、「物理的に体に触れることなく」観念のみでオーガズムに達するという人は存在するようですし、思春期の男性に見られるような「夢精」というのも、単純に反射的なものというよりは、夢による観念○○ｘというべきもののようですが、女性にも同様のことがあるなんてことは、初めて知りましたね。

もっと言えば脊髄に重要な損傷があってか半身不随でも、オーガズム自体は起こりえると。

この肉体と精神の「痙攣」は、何のためにあって、どういう効果があって、脳はそのときどういう処理を行っているのか。

また、股間の物体が事実上はアクセサリーに過ぎないものであるとしたら、それは単なる生殖の道具以外の意味は無いということなんでしょうかね。

リアルとヴァーチャルの境にある、人類最大のスフィンクス。

「善悪」なんて相対的なものでしかない事が明らかになってすでに１５０年になろうとしていますが、好奇心こそが、唯一の正義、ということでしょうね。

ある集団の「信仰」は正しいから「真理」となったのではなく。その「信仰」が他の集団の「信仰」を踏み潰す力を持っていたから、「真理」となる。

ニーチェが正しければ、かの国のグローバル・スタンダードはまだまだ比較一位ということでしょう＾＾

Dirty Minds: How Our Brains Influence Love, Sex, and Relationships





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